実は、αリノレン酸(オメガ3油)より貴重な、「γリノレン酸」!

こんにちは「腸とお肌の専門店さくら薬品スタッフのともみです

テレビの影響で「えごま油」の人気はとどまるところを知らず、さくら薬品でも入荷した翌日には売り切れ、しかも次の入荷が未定です

オメガ3系の油が異常に取り上げられている今ですが、オメガ3系の油はオメガ3だけで構成されていると思っていませんか?

例えば(メーカーによって多少数字は変わりますが)
えごま油  オメガ3=68% オメガ9=17% オメガ6=14%
亜麻仁油  オメガ3=62% オメガ9=20% オメガ6=15%

どの油も、数種類の脂肪酸から出来ています。ですから、やはりいい油といえど取り過ぎは注意です。

そんな中、実はもっとパーフェクトなオイルがあったのです
 「ヘンプオイル」(麻の実オイル)

「ヘンプオイル」 オメガ3=18% オメガ9=10% オメガ6=55% γリノレン酸=4

なんだ~オメガ3の含有量が少ないな~、ではないのです

厚生労働省が推奨している脂肪酸の摂取比率は、オメガ3:オメガ6=1:4です。

それに対してヘンプオイルは、オメガ3:オメガ6=1:3という、とても近い割合で天然に含有されている、1本でパーフェクトなオイルです

さらに、ヘンプオイルの注目すべきところは、「γリノレン酸」という脂肪酸が含まれていることです
この、γリノレン酸が含まれる油はほとんどなく、今日本で手軽に買えるのは、ヘンプオイルくらいしかありません。

γリノレン酸の働きは、血糖値、コレステロール、血圧に働きかけたり、アレルギーや炎症によい結果が出ています。
また、女性の一番の悩みである月経前症候群(PMS)にもよいと報告が出されています。

しかも、味はオメガ3系の油の中で、一番食べやすいかもしれません
自分の身体に必要な要素を含んだ油を選ぶようにしてくださいね。

次回は、ココナッツオイルのお話しです ココナッツオイルだから太らない~と思って安心して食べていたら、実は選び方によったら太るかもしれませんよ