ココナッツオイルの選び方

こんにちは「腸とお肌の専門店さくら薬品スタッフのともみです

今日はココナッツオイルのお話です。

えごま油と同じく大人気のココナッツオイル、何にでも効く万能オイル、みたいなイメージができあがっていますが、、、
結論から言うと、ココナッツオイルの効能と、オメガ3系油の効能は、そんなに変わらないように思います

(ココナッツファンの方ごめんなさい~

私たちは色々な商品を販売する立場ですので、メディアの情報に踊らされず冷静に判断していかないといけないので、見る目が厳しくなってしまうのです~~
  
ココナッツオイル

オイルの分類は、動物系の油に多い「飽和脂肪酸」

飽和脂肪酸でも、中鎖脂肪酸がメインの油なので、消化吸収が速くすぐにエネルギーにかえてくれるので、体に蓄積しにくい油として、健康や美容、ダイエット、アンチエイジング、アルツハイマー予防などなど、よいとされていますね。
問題は、大流行すると便乗して必ず粗悪品が出回るものです。

ここで選ぶときに気をつけたいのが、「ヴァージンココナッツオイル」「100%」使われているかどうか、です。

食品でよく気になる物が、「混ぜ物」です。

増量や品質安定のために、いろんな混ぜ物が使われているわけですが、ココナッツオイルも、水素添加されて脂肪酸組織が変わってしまっているものもあります。

水素添加されると、長鎖脂肪酸に変わって動物性の油と同じになり、トランス脂肪酸も発生します。
購入の時にラベルをよく見るのが一番ですが、表示のからくりはなかなか見抜けませんので、信頼あるメーカーさんの、有機栽培の「ヴァージンオイル」を選ぶのが比較的安心だと思います。

オメガ3系の油が流行りだして、サラダ油の原料としてよく使われる「なたね油」がとても悪い油のイメージがついていますが、これもちょっと間違いです。

実は、なたね油には、オメガ310%も含有されています

今は99%が輸入物のなたね油が使われているため、遺伝子組み換えや添加物など心配でイメージが悪くなってしまっていますが、無農薬で育てられた国産なたねを原料とした、純粋な「なたね油」もしっかり存在しています。

「エキストラバージンなたね油」は、オリーブオイルのように使えるすぐれものです
国産で栄養成分もしっかり残った本来の「なたね油」もありますので、なたねちゃん、あまり嫌わないであげてくださいね。