ナチュラムーンもどき

こんにちは。東三国の健康ショップ「腸とお肌の専門店」 さくら薬品スタッフのともみです

初めて訪問してくださった方はこちらをご覧ください

最近、ナチュラムーンという生理用品を目がけてさくら薬品に来てくださる方が増えています0030010000132

グリーンパックスさんから発売されているこの生理用品は、日本で初めてトップシートに天然コットンを使用高分子吸収体不使用を実現した、肌に優しいナチュラル系の商品です。

最近、ちょこちょこ似たような国産の製品を見かけるようになり、だんだんと日本でも作られるようになったのかな~と思って詳細をよく見ていると・・・・

トップシートは天然コットン使用だけど、中の吸収剤にはポリマーが使用されている商品が。

ポリマーが体を冷やす原因とも考えられている中、ポリマーを使用しつつ天然コットンを使うという、それならトップシートは普通に価格の安いナイロンシートでいいんじゃないかな?という矛盾した商品だったり

 

トップシートはオーガニックコットン、中の吸収剤も木材パルプで冷えの心配も無い、ナチュラムーンに似た商品を発見

と思ったら、またまた疑問が。。。

日本で衛生用品を作るならトップシートは真っ白じゃないとダメなので、必ず漂白が義務づけられているそうです。
オーガニックコットンを使っても結局漂白しないといけないなら(酸素系の安全な漂白方法であったとしても)価格の高いオーガニックコットンじゃなくても、天然コットンでいいんじゃないかな、と個人的には思います

ちなみに、日本オーガニックコットン協会というところがありまして、オーガニックコットンについてこのように書かれています
http://joca.gr.jp/main/what-organic-cotton/

収穫されるコットンそのものには、オーガニック綿でも普通の綿でも変わりはありません。
普通に栽培された綿でも、残留農薬はとても少ないので、収穫されたものから科学的なテストなどでオーガニックかどうかを判別することは不可能です。

驚きの内容じゃないですか?

こちらのサイトを読んでいただければお分かりになると思いますが、農薬を使ったコットンの栽培は、人と環境に重大な被害を与えるので、良い綿を作ることが目的ではなく、人と環境の為にオーガニック栽培をする、というのが本来の意味じゃにでしょうか。

オーガニックコスメも元々は、肌に優しい成分の植物を育てる為ではなく、農家さんや畑の為のオーガニック栽培ですからね。

オーガニック、と付けば売れる時代なので、「オーガニック」の本来の意味を知って製品を選び分けることも必要ですね

こういったことをふまえて結局個人的には、素材と価格的に見るとナチュラムーン以上の商品はいまのところ国産ではやはり存在していないように思います

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さくら薬品は、ナチュラムーンの全種類が揃っていますのでお気軽にご来店くださいね。