こんにちは。大阪 東三国の薬店 さくら薬品のともみです。
ニチニチ製薬さんの「チサアレジ」が製造中止になって、ご愛用だった皆様はとてもお困りだったと思いますが、お肌の相談が多いさくら薬品としてもとても困っていました。
あんないい商品なんで中止にしたんですか~??なんて、よく担当の方とお話していたのですが、やはり商品を望む方が多かったのか、
新成分を配合してリニューアル、チサフェルナとして新発売されることになりました
よかった~本当に。
(現在も販売中の、青紫色のパッケージのチサフェルナとは内容成分が違いますので購入の際はお間違いのないように!)
チサアレジが中止になったときに、代わりの似た商品が出たのですが、チサアレジの主成分「LFK」の菌数が変わっていたので、個人的にはちょっと物足りないなと思っていたのです。
今回リニューアルしたチサフェルナには、新たに「ビオチン」が配合されています。
ビオチンは、アトピー、アレルギー治療で皮膚科にかかったときによく処方される有名な成分なのですが、今回チサフェルナに配合されているのは、ただのビオチンではなく「ビオチン含有酵母」というものです。
酵母にビオチンを含有させているので、ただのビオチンより吸収がよいと考えられます(^^)
チサフェルナ(旧チサアレジ)でお問合せが多かったのは「酒さ」と呼ばれる皮膚症状でお悩みの方からです。
チサフェルナの主成分「LFK」は、6種類ほどの特許を取得しているのですが、その中に「酒さ」に関わることがあるからです。
「酒さ」というのは、今でも原因がはっきりしていません。
にもかかわらず、「酒さ」に似た症状でお悩みの方はどんどん増えています。
原因がわからない中でも一番よく言われる原因は、毛細血管が拡張することが原因で赤ら顔に見える、ということです。
そのため漢方薬局に行くと、熱を取る効果のある漢方を処方されているお客様が多いです。
でも、それで治っていないから相談が増えるんですよね。
皮膚の治療は本当に難しいです。
一度良くなっても繰り返すことがとても多いし、再発のきっかけとなる原因も見つけにくいし。
でも、どんな病気でもそうですが体質改善は必須です。
食べたものが体の細胞となるわけですから、いくら外から塗って治したとしても、またいずれ中のものが外に出てきます。
時間がかかることですが、あせらず気長に、気張らししながら、一緒に治していきましょう