こんにちは。今日は、先日のノーベル賞受賞のとても嬉しいお話をご紹介します。
2025年のノーベル生理学・医学賞を、
日本の坂口志文(さかぐちしもん)先生(大阪大学特任教授)が受賞されました!
受賞の理由は、
免疫の働きにブレーキをかける細胞「制御性T細胞(Treg、Tレグ)」の発見です。
この小さな細胞の存在が、私たちの体を守るうえでどれほど大切か
そして、制御性T細胞を増やす方法は?…ゆっくり解説!
免疫ってそもそもなに?🌿
免疫とは、体の中に入ってきたウイルスや細菌を退治してくれる「守りの仕組み」です。
でも、この免疫が強く働きすぎると、自分の体まで攻撃してしまうことがあります。
たとえば、
アレルギー
1型糖尿病
リウマチなど…
は、そうした“免疫の暴走”が関係しています。

免疫のバランスを保つ「制御性T細胞」⚖️
坂口先生が発見した制御性T細胞は、いわば免疫のブレーキ役。
免疫が暴走しそうになると、そっと手綱を引いて落ち着かせてくれます。
この働きがうまくいかなくなると、自己免疫疾患が起こります。
逆に、がん治療の研究では、
このブレーキを一時的に“ゆるめる”ことで、
免疫にがんを攻撃させやすくする新しい方法も検討されています。

研究のきっかけは、学生時代の疑問から🔬
坂口先生がこの研究を始めたのは、京大の学生時代。
胸腺という臓器を取り除いたマウスが、
自己免疫疾患のような症状を示すと知ったのがきっかけでした。
「免疫には、暴走を止める細胞があるのでは?」という直感を信じ、
誰も信じていなかった仮説を30年以上かけて証明されたのです。
研究仲間からも疑われることが多かったそうですが、
地道な努力の末、1985年に存在を証明し、1995年に特定に成功。
この功績が、今回のノーベル賞につながりました。

(かっこいい!)
これからの医療が変わるかも?💡
〜坂口志文先生の発見が変える、これからの病気治療〜
制御性T細胞の研究は、
アレルギーや
ぜんそく
自己免疫疾患
がん免疫療法
など、さまざまな分野で新しい治療法を生み出す可能性を持っています。
つまり、坂口先生の発見は「免疫を整える医学」への扉を開いたともいえるのです。

つまり🌸
免疫は、強ければいいというものではありません。
「攻める力」と「守る力」のバランス
が大切です。
坂口先生の研究は、そのバランスの仕組みを教えてくれました。
健康づくりの基本も、同じかもしれませんね。
頑張りすぎず、休むことも大切に。
体の中にも、心の中にも、上手なブレーキを持っていたいものです😊

制御性T細胞(Treg)と病気
😵💫炎症がきっかけで悪くなる病気たち😫
最近の研究で、いろんな病気が「炎症」を起点に悪化することが分かってきました。
たとえば…
- 喘息
気道の慢性的な炎症が関係し、
患者さんでは制御性T細胞が減ったり働きが落ちたりしていることが多いです。 - 食物アレルギー
血中の制御性T細胞が少なかったり、
その機能が下がっていることが報告されています。 - 妊娠と流産
着床障害や流産に子宮内の炎症が関与すると考えられ、
制御性T細胞の減少が観察されています。
つまり、制御性T細胞を守ることは、病気を防ぐことにもつながるのです。

腸と栄養がTregの味方
マウスの研究から、制御性T細胞は腸で育てられていることがわかっています。
ポイントは次の栄養と腸内細菌です。
- ビタミンA:小腸の粘膜でTregの維持を助ける。
- 食物繊維由来の短鎖脂肪酸 や 葉酸:大腸でのTreg維持に重要。
腸で育ったTregは炎症がある場所へ移動して働くため、
腸内環境を整えることが全身の炎症管理につながります。

ある種のクロレラはTregに良さそう(実験結果)
そもそもクロレラには、
食物繊維
βカロテン(体内でビタミンAに変換)
葉酸
ビタミンD
など、Tregの維持に役立つ栄養がたっぷり含まれています。
実験ではマウスに次の3種類の餌(食事)を与えて比較しました。
を4週間与えた結果、
A:バランス良好の食事に比べて、
B:バランスの悪い食事では、大腸の制御性T細胞が減りましたが、
C:では制御性T細胞の減少が抑えられました。

これは、ある種のクロレラの栄養が、
腸の、制御性T細胞を支えている可能性を示しています!
(本研究は、2019年に第22回日本完代替保療学会にて学会発表されたものです)

制御性T細胞のために日常でできること
- 食事で、ビタミンAや、葉酸、食物繊維を意識して摂る!
- 腸内環境を整える食習慣を続ける!
- ある種のクロレラのように制御性T細胞に良さそうな栄養を含む食品を取り入れてみる!
毎日の小さな習慣が、炎症を抑えて免疫のバランスを整える手助けになります。
無理なく続けられる範囲で、腸と栄養を大切にしてみて、
あなたの制御性T細胞(Treg)を増やしましょう!

【重要】
このブログの内容は、ネット上の記事や書籍の抜粋&意訳を元にした個人の感想・戯言であり、なんら特定の物の効能・効果を示すものではありません。






