こんにちは。
妊活中、不妊治療中は何かと食べ物の事が気になると思いますが、中でも、アルコール、カフェインは厳禁!といわれてきましたよね。
アルコールは健康な人でも飲みすぎは良くないので当たり前ですが、今回カフェインに関して興味深い論文が発表されたのでご紹介したいと思います。
今年発表された論文なのですが、デンマークにあるオーフス大学で、不妊治療を受けている女性を対象に1日のコーヒー摂取量と治療結果の関係を調査したそうです。
すると、1日に1〜5杯のコーヒーを飲む女性は飲まない女性に比べて、妊娠・出産に至る確率が1.5倍高い!
という今までの概念が覆される結果が出たそうです
さらに、体外受精や顕微授精を受けている女性ではコーヒーの摂取量と治療成績に関連が見られない事も確認されたそうです!
カフェインを摂ることで卵管の繊毛の働きを刺激するなど、理由はきちんとありますが難しい話ですのでここでの詳細は省かせていただきます。
(ご興味のある方はお気軽にご相談ください)
私も、妊娠中は1日1~2杯のコーヒーや緑茶なら飲んでも良いと病院でいわれていました。
でも、世間一般的には妊娠中もカフェインなんて!という風潮ですよね。
もちろん、不妊治療中と妊娠中ではすでに赤ちゃんがお腹にいるので体の状態が違いますが、要は気にしすぎは良くないということです。
目に見えませんが、ストレスが体の細胞に与える影響はものすごいものなんです。
良いと思っていたことが実は体に悪かった。
体に悪いと思っていたことが実はそんなに影響なかった。
現代は色々研究が盛んですので、概念を覆されることがたくさんあります。
妊娠が成立していないことが分かったとき、あれが悪かったのかこれが悪かったのかと振り返り、色々考えることも多々あると思います。
でも、一人、又はご夫婦で悩まれても悲しみが増したりストレスが溜まると次に向けての良いスタートがきれません。
そんな時は、新しい風を入れるためにどうぞお気軽にご相談くださいね