実はこんなにも違う、レタスの栄養素

寒くなってきて、生野菜のサラダを食べる機会も減ったと思いますが、みな様は生野菜派ですか?温野菜派ですか?

スムージーが流行始めた時、生野菜は体を冷やすから良くない、という反対派の声があり、温野菜は栄養素が壊れているから少しの栄養しか取れていない、という反対派の声があり、結局どっち?という質問をよくいただきました。

生野菜か温野菜か、どちらが健康に良いかはそれぞれの今の体調に合わせることが一番です。

そして、効率よく栄養素を摂る野菜の選び方ができたらいいと思います

サラダによく登場するレタス。

一番消費の多いのは、この玉レタスではないでしょうか。

生でも、炒めても、煮ても、何にでも使いやすいですよね。

でも実は、色々な種類のあるレタスの中で、ビタミンミネラルの量は一番少ないです。

例えば鉄分は、玉レタスは100gあたり0.3mg、
それに比べサラダ菜は、2.4mg

サラダ菜

玉レタスのビタミンCは、100gあたり5mg、
サニーレタスは17mg

サニーレタス

他にもビタミン・ミネラルの含有量を比べると、玉レタス以外のレタスは何倍も含まれていて、知らないと効率よく栄養をとれないなと思いました。

私はここ数ヶ月ずっとサラダ菜派です

断トツに鉄分が多いからです。でも、サラダ菜って葉野菜コーナーにちょこっと置いてるだけでほとんど目立ちませんよね。

私がいつも買い物をするスーパーも大きな店舗ですが、ないときもありますから。

ひっそり置かれているサラダ菜は、栄養の塊です

もちろん、「美味しく食べる」という事も大事なので、こだわりすぎる必要はありませんけどね。

生野菜の消費が減る冬に、ちょっと工夫して野菜を選んでみてくださいね。

※各野菜の栄養素含有量は、文部科学省発行の食品成分データを見ています。
栽培方法やレタスの種類で多少の増減はあると思います。