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日本とスリランカの感動秘話

こんにちは。

前回のブログに、なぜ私がスリランカ・アーユルヴェーダを学ぶのか、という記事の中で

「ご縁があったから」という事を書きましたが、多くの方は知らないであろう、日本とスリランカのすごく感動的な繋がりがあるんです。

知っている方もいらっしゃるとは思いますが、私はスリランカ・アーユルヴェーダを学ぶまで知らなくて、初めて知ったときには本当に感動しました。

第二次世界大戦後、日本は分割されて諸外国に統治されようとしていたことをご存知でしょうか。

日本分割統治計画


※wikiより引用

もしこれが本当に実行されていたとしたら、今頃日本は日本茶の文化ではなく、紅茶を飲むのが当たり前、食の欧米化どころか欧米の食事が当たり前、どんな事になっていただろうと想像もつきません。

ではどうしてこれが実行されなかったか・・、

そこに、スリランカのお陰様があるのです。

この計画を話し合うサンフランシスコ講和会議において、スリランカ(当時のセイロン)の代表として参加していた、当時の財務大臣のジャヤワルダナ氏がこう演説しました。

戦後賠償(統治)を放棄する、その理由として、「憎悪は憎悪によって消え去るものではなく、ただ愛によってのみ消え去るものである」

と、お釈迦様の教えを引用して愛のスピーチをされたそうです。

この演説が終わると、賞賛の声の嵐で会場の窓のガラスが割れるほどであったと言われています。

また、このジャヤワルダナ氏は遺言として「角膜を右目はスリランカ人に、左目は日本人に」
という言葉を残され、実際に左目の角膜は日本人に移植されたそうです。

もう、泣けませんか?

今年戦後80年です。

その間に、急激に日本は復興して先進国となりましたが、私達日本人の知らないところでこんな大きなお陰をいただいて今の自分がある。

私達は、自分の頑張りで今があると思いがちですが、こうして知らないところで守られお陰を頂いて日々過ごせているということを、改めて思い知らされる事実でした。

アーユルヴェーダは、心・体・魂の三位一体が生命であると考え、このバランスがとれてこそ本当の健康と考えます。

 

体が健康な時、体が健康なのは当たり前、手が動いて当然、足が動いて当然、そもそも動くか動かないかなんて、健康な時は考えもしません。

動かなくなって初めて、有りがたいことだったんだなと、思う。

日々自由に動かせる体があって有りがたい、例え体の一部が動かなくても、生きていることがありがたい、というふうに思える心があってこそ、三位一体の健康の考え方。

忙しく過ごす毎日で、こう思うことはなかなか難しいことではありますが(私も含めて、私に言い聞かせるように書いていますが(^^;))ちょっと、立ち止まって自分に意識を向ける時間を取ることが、現代人にとっては本当に大切だな、と、日々実感しています。