みなさま、いつもありがとうございます!
今回は、近畿大学東洋医学研究所の研究で、月経前症候群(以下、PMS)と、「腸」の関係についてです!
腸内環境と月経前症候群の意外な関係
「月経前になると、どうしてもイライラしてしまう…」
そんな経験はありませんか?
日本人女性の8割以上が感じているといわれるPMS(月経前症候群)。
ホルモンバランスの乱れが原因と思われがちですが、
実は「腸内環境」と深く関係している可能性があることが、近畿大学の最新研究で明らかになりました。
今回は、PMSと腸内フローラの関係をやさしく解説しながら、
今日からできる対策「腸活」についてもご紹介します。
PMSとは?その症状と影響

PMS(月経前症候群)とは、月経の3~10日前から現れる、身体的・精神的なさまざまな不調のこと。
- イライラ、不安感、抑うつ
- 頭痛、腹痛、むくみ、眠気
- 集中力の低下や社会的活動への支障
中には日常生活が困難になるほど重い症状に悩む女性も。
これまでの治療法には低用量ピルや抗うつ薬などがありますが、
副作用や体質に合わないケースも多く、新たな対策が求められています。
腸内フローラとPMSの新しい関係性

近畿大学東洋医学研究所の武田卓所長らの研究チームが、「PMSと腸内細菌の関係」を世界で初めて解明しました!
調査では、
中等度以上のPMS患者21名と、
PMSのない女性22名を対象に、
腸内フローラを比較。
その結果、PMSの女性では以下のような特徴がありました:
- 酪酸産生菌(Butyricicoccus、Extibacter、Megasphaeraなど)が少ない
- GABA(リラックス系神経伝達物質)産生菌であるParabacteroidesが減少
- Anaerotaeniaという菌が逆に増加
減っていた菌/増えていた菌とは?
● 酪酸産生菌とは?
酪酸は、腸内で炎症を抑えたり、腸壁を保護したりする働きがあり、精神安定にも効果があるとされます。
この菌が減ると、腸内のバリア機能が低下し、ホルモンや神経系にも影響を及ぼす可能性があります。
● Parabacteroides(GABA産生菌)
GABAは「幸せホルモン」とも呼ばれ、不安やストレスを和らげてくれる物質。
PMSの女性ではこの菌も少なく、メンタルバランスの乱れにつながっていると考えられます。
● Anaerotaeniaの増加
この菌の増加はPMS症状の重症度と相関しているとのこと。
今後の研究で、PMSの指標として注目されるかもしれません。
なぜ腸活がPMS改善につながるの?
腸は「第二の脳」とも呼ばれ、セロトニンやドーパミンなど、心を安定させる神経伝達物質の多くが腸で作られています。
腸内環境が乱れると、これらの物質の生成が滞り、PMSの症状を悪化させる可能性があります。
つまり、腸を整えることでPMSの症状が軽くなる可能性があるのです!
今日からできる!PMS対策の腸活ヒント
✔ 発酵食品を積極的に摂る
- 納豆、味噌、ぬか漬け、キムチ、ヨーグルト
✔ 食物繊維を意識して摂取
- 野菜、海藻、きのこ、玄米、オートミール
✔ プレバイオティクス&プロバイオティクスの活用
- オリゴ糖やイヌリン(玉ねぎ、にんにく、バナナなど)
- 乳酸菌やビフィズス菌のサプリメントもおすすめ
✔ ストレス対策も腸活の一部
- 深呼吸、軽い運動、ぬるめの入浴、趣味の時間なども大切です
【まとめ】腸から始める、私らしいPMSケア

PMSは、ホルモンだけでなく「腸の状態」も大きく影響しています。
近畿大学の研究により、PMSの女性では特定の腸内細菌が減っていることが明らかになりました。
これはつまり、腸内環境を整えることで、PMSを和らげる可能性があるということ。
これからは、「腸から整える」新しいPMSケアが注目されそうです。
まずは毎日の食事から、できることを始めてみませんか?
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参考資料: https://www.kindai.ac.jp/news-pr/news-release/2022/05/035840.html






