こんにちは。
私がなぜスリランカ・アーユルヴェーダを学んでいるか。
それは「ご縁があったあから」
が、まず一番大きな理由です
え??と思われる方もいらっしゃるかもですが、この「ご縁」ってめちゃくちゃ人生において大事なんです。
インド式がいいとかスリランカ式がいいとか、優劣の問題ではなく、私にはスリランカ・アーユルヴェーダがやってきたので、有りがたく学ばせていただいている、というところが一番です(^^)
ただ、違いはもちろんあるんですよ。
アーユルヴェーダの発祥は、やはりインドです。
インドから、僧侶達によって仏教の教えとともに様々な国へ伝わり、もちろん日本にもはるか昔の紀元前6世紀頃に伝わっています。
奈良の正倉院には、アーユルヴェーダの経典が保存されているそうです。
なぜ、日本でアーユルヴェーダが盛んにならなかったのかというと、色々考え方はあるようですが、一つは、当時の日本人にはアーユルヴェーダが必要なほど不健康ではなかった、という事が大きいようです。
日本は、オイル(油)文化ではないですしね。
そして、強いて言うならばのインドとスリランカの違いは、インドは今では先進国ともいえるほどの新興国。
大気汚染や水質汚染が深刻な状況になっているようです。
それに打って変わってスリランカは、まだまだ人間の手が入っていない野生の土地がたくさん残っていて、土地のエネルギーも強い。
そんな土地で育てられた薬草を収穫出来るわけです。
スリランカには、アーユルヴェーダが入ってくる前に、土着(住みついている)の医療がすでにあって、それとアーユルヴェーダが融合されたといわれているので、純粋なアーユルヴェーダではない、と言われることもあるかもしれませんが、アーユルヴェーダの考え方のとても大きなところは、
「寄り添う」という事。
ですから、正しい正しくないということではなく、その地域に、その人の体質に、寄り添って良くしていく、という事が大切なので、スリランカの方が大切に大切に育ててきたスリランカ・アーユルヴェーダを、学んでいきたいと思っています。

