太りにくい体へ導く「短鎖脂肪酸」って?

健康増進の物質として近年大注目されている「短鎖脂肪酸」

健康に良いとオメガ3系の油脂が話題になって以降、油脂に関する色々な事が注目されるようになってきていますね。

短鎖脂肪酸がどんな働きをするかという事の前に脂肪酸のお話しを簡単にしたいと思います。

脂肪酸は、油脂を構成している成分のひとつで、数個から数十個の炭素が鎖のように繋がった構造をしています。

そして、脂肪酸には 「短鎖脂肪酸(炭素の数が6個以下のもの)・中鎖脂肪酸(炭素の数は8~12)・長鎖脂肪酸(12以上~(10、11とも))」があります。

中鎖脂肪酸は、数年前から話題になっているココナッツオイルが代表的な油です。

ココナッツオイルは、エネルギーに変わりやすく脂肪になりにくいので、ダイエットによいと話題になっていますよね

長鎖脂肪酸は、今まで私たちがよく使ってきている植物油(ベニバナ・オリーブオイルなど)に多く含まれています。

 

そして、短鎖脂肪酸です。

短鎖脂肪酸は、太りにくい体作りを応援します

ここにはあまり詳しく書けませんが、脂肪細胞に働きかけたり、基礎代謝を上げる応援をしたり、かなりの働き者です。

腸内環境をよくすることはもちろん、様々な抵抗力も生んでくれます。

短鎖脂肪酸は、ココナッツオイルのようにエネルギーに変わりやすいから脂肪として体につきにくい、というシステムとはまた違って

もっと効率よく直接的な働きを体の中でしてくれます。

では、どのように短鎖脂肪酸を取り入れたらよいのでしょうか??

次回へ

 

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