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三七人参(田七人参)について(2)

店主
店主

みなさまいつもありがとうございます!
前回の三七人参というものをもう少し調べて見たら現代的にもいろいろといいことがあるようです。
今回は、そんなネットに散らばる情報をまとめてみました。
もちろん、なんら特定の物の効能・効果を示すものではありません。あしからず。

健康な体はきれいな血液がすみずみまで流れていることで作られます。
その心強い味方だということですね!

出血を止める

 止血に関しては『神薬」と呼ばれるくらいよく血を止めます。

優れた止血作用と傷口をふさぐ作用があり、中国陸軍の軍事物質とされ長い間、禁輸出物質とされてきました。

歯茎の出血、鼻血、胃・十二指腸潰瘍の出血、痔による出血、眼底出血、血尿、脳出血、女性の不正出血など幅広く用いられます。

滞った血液の流れの改善効果

 三七には「散血」という効果があり、ドロドロで流れにくくなった血液循環を改善する作用があります。

「ウロキナーゼを活性化」して血栓を溶かす働きや、
自律神経のバランスの調整効果、
血管を拡張して血流をよくする作用、
血液をサラサラにして質を高める血小板凝集抑制機能
などの作用があります。

抹消の毛細血管に至るまで身体の隅々まで血液の流れを良くしてくれます。

痛みの改善効果

 三七には『定痛」という効能があります。

血液の流れが悪い部位は痛みが発生しやすくなり悪化したりします。

頭や背中、肩の痛み。足、腰、膝の痛み。神経痛やリウマチの痛み。

三七人参は血液の流れを良くし、炎症を抑えて痛みを軽減します。

血液を浄化し 一切の血病を治す

 血液成分のバランスを整え、血液の機能を引き出し、身体を健康な方向へと導いてくれる効果があります。

コレステロールや中性脂肪を滅して善玉コレステロールを増やす働き。

血糖値を下げる働き。血液中の過酸化脂質を減らす働き。活性酸素を除去し老化や生活習慣病から体を守る働きなどがあります。

血糖値を改善する

 三七人参の成分パナキサトリオールが筋肉への糖の取り込みを促進する作用や、糖の吸収を低下させる作用で血液中の糖分を下げる事ができます。

血糖値改善に役立ちます。

血液は肝臓で作られている

 血液は、血球(赤血球、白血球、血小板)と血漿に分かれています。

血球は骨髄で、血漿の成分は肝臓で作られています。

肝臓ではアルブミン、血液凝固因子、ホルモン、リボタンパク、ペプチド、など多くの物質を作り出し、血漿成分として体に送りだしています。

その為、肝臓が弱ると血液の血液の質や機能が低下し、様々な不快な症状が発生しやすくなり、病気にもかかりやすくなります。

三七は肝臓を元気に

 三七人参は、漢方のインターフエロンと言われ抗ウイルス作用を持っています。

肝臓に対してGOT、GPT、ガンマーGTPなどの肝機能数値を改善するだけでなく、
アルブミンを始めとした血清タンパク質の合成を促進し、
肝臓の炎症を抑え、
活性酸素の消去能力を高め、
肝細胞を保護し、
肝細胞の再生能力を高め、
胆汁酸の合成を促進し、
コレステロール値を正常化させるなど
多くの効果を発揮してくれます。

ストレス、飲酒、食べ過ぎ、医薬品の常用、C型肝炎など傷ついた肝臓を元気にしてくれます。
肝臓に効く生薬として有名です。

心臓の働きを助ける

 三七人参特有のフラボノイドが、
心臓の冠動脈(心臓に血液を送り込む動脈)を拡張し、
血液量を増やし、
心臓の働きを助ける作用があります。

冠動脈が詰まったり、狭くなり血流が悪くなると
狭心症、心筋梗塞を起こしやすくなります。

血流を改善すると、狭心症、不整脈、動悸、息切れなどの改善に役立ちます。

腎機能の改善

 心臓の働きを助ける事で、利尿ホルモンが作られ、腎臓での利尿が促進されます。

おしっこの量が増えた、切れが良くなったという報告も多いです。

心臓や腎臓の血流が良くなって、
腎臓の働きが良くなり利尿ホルモンがうまく作られるようになり、
腎臓でのたんぱく質の合成が促進されて
血液ろ過機能がよく働くようになったのです。

三七人参で工リスロポエチンの生産量が増え、
酸素を運ぶ赤血球が増え、
持久力が高まり体力増強、疲労回復
などに鑿がります。

腎機能数値改善にも役立ちます。

赤血球を増やし疲労改善に

 三七は滋養強壮食として知られています。

赤血球の分化を促進するホルモンが増え、
酸素を運ぶ機能が高まり、
エネルギーがたくさん作られるようになり、
スタミナ強化や、疲れにくくなるなど
疲労回復にも役立ちます。

スポーツをしている方などにもオススメです。

中性脂肪・コレステロール値を改善

 血液中にコレステロールや中性脂肪の多い状態は高脂血症と呼ばれます。

肝臓でのタンパク質の合成能力が低下すると、高脂血症の状態に陥りやすくなります。

中性脂肪やコレステロールの代謝には肝臓が密接に関係しており、
三七人参で肝臓が元気になると中性脂肪・コレステロール値を改善します。

三七人参サポニンには
善玉コレステロールを増やし、
悪玉コレステロールを減らす
働きがある事が報告されています。

動脈硬化の予防や改善に役立ちます。

高血圧・低血圧にも使える

 三七人参は、高血圧、低血圧、両方の症状に使えます。

薬は温めるか冷やすかなど、どちらか一方向にしか働きませんが、生薬と呼ばれる物には相反する作用を持っており、三七人参はその代表的な物になっています。

三七人参に含まれるサポニン(朝鮮人参の4~12倍含まれています)には
興奮・刺激型のサポニン(RG1 血圧を上げる)と
抑制・鎮静のサポニン(RB1 血圧を下げる)があり、
バランスよく配合されており、
体内に入った時に血圧を正常範囲内にもっていく機能を発揮します。

自律神経のバランスを整える

 三七人参の代表的なサポニン、
興奮型・刺激型サポニンと
鎮静型・抑制型サポニンが
自律神経を整えます。

更年期障害、イライラ、不眠、耳鳴り、めまい、倦怠感などの改善に役立ちます。

腫瘍など『はれもの』を取り除く

 筋腫・ガン腫・肉腫・ポリープなど腫物を小さくしたり、取り除いたりする効果があります。

また、日本では肝臓がん、肺がん、皮膚がんなどの予防効果が報告されています。

京都薬科大学の木島孝雄教授らの研究で、三七人参が(工ブスタイン・バール・ーウイルス)の活性を顕著に抑制することがわかりました。

このウイルスは成人の大半が感染しており、ウイルスが活性化すると、ガンが発生しやすくなります。

正常因子の遺伝子が何らかの形で傷つけられるとガン細胞のもとが作られます(イニシエーション〉。

さらにそれが何らかの刺激で増殖を始める(プロモーション)と本格的なガンになります。

三七人参はこの2段階のプロセスも抑制できることがわかっています。ガン予防や、抗がん剤の副作用軽減にも役立ちます。

中高年男性の精力増強に

 強精強壮効果が期待できます。

肝腎の機能が元気になることで「朝立ち」や「持続力」が増すといった効果が出てきます。

男性のペニスの勃起は、ペニスに流れる静脈の拡張によって起こりますが、この静脈の拡張は血管の内皮細胞で作られる一酸化窒素の作用によるものです。

一酸化窒素の原料になるのはアルギニンというアミノ酸です。

三七人参はアルギニンを多く含みます。

三七人参は血管を拡張して勃起力を高めます。

さいごに

 三七人参は、中国では医薬品として扱われさまざまな研究がされているそうです。
もう、漢方薬みたいなものですね。

昔から珍重されているものにはやはりそれなりの理由がありますね。面白いです!

しつこいようですが、なんら特定の物の効能・効果を示すものではありません。




【重要】
このブログの内容は、ネット上の記事や書籍の抜粋&意訳を元にした個人の感想・戯言であり、なんら特定の物の効能・効果を示すものではありません。