皆さん、こんにちは!
メーカーさんからの情報誌ですが、とっても良い記事があったので、ちょっとまとめてみました。
「どうせ私なんて…」
「また失敗するに決まっている…」
そんな風に、つい自分を否定してしまうことはありませんか?
実は、その自己否定の感情は、脳の「癖」が原因かもしれません。
でも安心してください。脳の癖は変えられます!
今回は、脳の仕組みを理解し、自己否定を手放して、
あなたがあなたの最大の味方になるための具体的な方法をみなさんとシェア!
自己否定って何?脳との意外な関係
自己否定とは、
自分を疑ったり、
他人と比較して劣等感を感じたり、
失敗を恐れたり…
そんな状態を指します。
これは、育った環境や社会の影響も大きいですが、
「脳の使い方の偏り」が原因となっていることが少なくありません。
私たちの脳には、
思考
理解
記憶
視覚
聴覚
感情
伝達
運動
という、8つの「脳番地」があり、これらが連携して働いています。
自己肯定感が高い人は、これらの脳番地がバランス良く使えている状態。
一方、自己否定に陥りやすい人は、特定の脳番地の働きが過剰になったり、
逆にうまく使えていなかったりする「アンバランス」な状態だと考えられています。
「自己否定してしまう人は、自分を正確に見ることができていない場合が多い。
これは、特に理解系、思考系、記情系の働きが悪くなっていると言えます」なのだそうです。

また、自己否定感が強い人は、過去の体験に囚われていることが多いそうです。
「失敗した体験をマイナスだと捉えて、自分はダメな人間だと結論づけてしまうわけです。
確かに、失敗は心にダメージを受けますが、マイナスだけではないはずです。
失敗によって、それを回避するための策をることもできますし、
挫析を経験することで他者の痛みを理解できるようにもなります。
失敗はプラスにもなるのです。
さらに言えば、失敗を体験していない人などいないという事実を認識することも必要です」
自己否定してしまう人は、そんな過去の記情を書き換える作業が有効だそうです。
「記情系脳番地に刻まれた過去の書き換えです。
単なる失敗ではなく、貴重な体験だったと肯定するのです。
そうすると、その体験の意味を違った角度から理解することにもなり、
理解系脳番地が刺激されます。
そこからは失敗をプラスに捉える思考になるでしょう。
そうして思考系脳番地に新しい回路ができる。
つまり、肯定する癖がつくわけです」
自己肯定感も自己否定感も、どちらも自分で作り出すことができる。
つまり、「私なんて…」と思ってしまうのは、性格のせいだけでなく、
脳が特定の思考パターンに慣れてしまっている状態なのです。
そして、この脳の癖は、「新しい回路」を作ることで変えることができるというのです!
その具体的な方法を、
自己否定から抜け出す
↓
自己肯定感を得る
の2段階に分けて教えてもらいました!
自己否定から抜け出す4つの方法
まずは、第一段階目の、自己否定を無くす方法。
1.自分の強みを言語化する

日本には、集団の中に収まることがよいとされる空気があります。
同調圧力が強く、人と違った意見や行動はバッシングされやすい。
そんな社会の囲気を察知するのは、脳の【右脳】の部分。
主に言語以外の情報処理を担っています。
右脳の働きが優勢になると、社会全体の抑圧的な空気に影響されて、
自分を否定するような思考になりやすい。
だからこそ、【左脳】を働かせましよう。
左脳は、言語の情報処理を担う部分。
「私は○○○が得意」
「○○○の能力が高い」
など自分の強みを言葉にしてみてください。
そうすると、右脳優勢に傾きがちなところを、
左脳の働きで、自分を肯定やすい状態に引き寄せることができます。
2.自己肯定感が上がる人とつきあう

交友関係は広いほうがいいというイメージがありますが、
自己肯定感という視点で見ると、そうとも言い切れません。
自己肯定感は人に削られることが多いもの。
相手に合わせて自分を抑えなくてはいけない相手は、友人とは言えません。
無理をしてつきあっているようなら、思い切ってその関係を見直すことも大切です。
人間関係は量より質。
会っていて楽しいと感しられる人、自分を受け入れてくれる人、心を開くことのできる人。
そういった人とつきあうことが実は大切です。
3.外へ出て、さまざまな体験を重ねる

インターネットの発達で、
情報を得る、
買い物をする、
コミュニケーションを図る
など、あらゆることがパソコンやスマートフォンでできるようになりました。
外出せずに済むので便利にはなりましたが、脳科学的には健全だとは言えません。
文字や2次元の画像情報から得た体験を【知識経験】と呼びます。
現代社会では、実際に身体を動かして何かを体験する【体感体験】が激減し、
知識経験が肥大化しているのです。
先に説明した脳番地で言えば、視覚系、聴覚系、理解系はかなり働いているものの、運動系がまったく働いていません。
脳の働きに偏りがあると自己否定しやすくなってしまいます。
パソコンやスマートフォンから離れ、外へ出て散策をしたり、人と会うなと体感体験を増やしましよう。
特に、新しい環境や人間関係は脳にはとてもよい刺激になります。
実体験はとても大切です。
4.自分の基準を作る

学歴や肩書など、社会的な評価による自己肯定感はとてももろいものです。
それは、ほかの誰かを否定して自分の価値を上げているだけだからです。
他者が決めた基準ではなく、自分の中でしつかりした価値観と基準を作り、
自分を見つめて評価しましよう。
何を一番大事だと考えているか
人生のテーマは何か
絶対にしたくないことは何か
一番楽しいと感じることは、一番幸せだと感じることは何か
自己否定感を手放すのに一番重要なのは、このような自分の基準を作ることです。
それがあれば、社会的な評価によって自分を否定してしまうことはなくなるはずです。
社会が作った基準で自分を評価してはいけません。
自己肯定感を得る8つの方法
自己否定から解放されたら、今度は自分を肯定していきましょう!
「自己肯定感を高めるのに、何か大きな成果を上げる必要はありません。
日常の中のちょっとした工夫で、自己肯定感を上げることができた人は多くいます」とのこと!
1.睡眠

まず、とり入れるべきなのは、十分な睡眠をとること。
「1日8時間以上眠るようにしてください。
睡眠不足は脳の最大の敵。
脳を働かせるには、休ませることが不可欠です。
睡眠不足は、脳番地の思考系、感情系に影響があり、感情のコントロールが難しくなります。
ひと言で言えば怒りっぽくなるのです」
2.目標

何か目標を作ることも有効。
「高い目標を掲げる必要はありません。自分のできることで十分です。
苦手の克服が目的ではありません。
自分をコントロールできている、と感じることが大切。
例えば、ウォーキングをするという目標も、距離や回数は関係ないそうです。
「3日続けるという目標を立て、それをクリアできれば達成感を得られます。
100日のほうが達成感が大きいというわけではありません。自分が決めた目標でいいのです」
3.新しい事をやってみる

同じ生活パターンだと脳がマンネリ化を起こします。
マンネリ化すると脳の働きが悪くなることがあります。
新しい行動パターンを組み込みましよう。
脳の使われていなかった部分が刺激され、脳の成長につながります。
4.別の場所に人間関係を作る

新しい環境や、新しい人間関係は脳の一番の刺激になります。
家族、学校、会社などとは別の場所にあるコミュニティに飛び込んでみましよう。
また違う自分や、考え方を見つけることにもつながります。
5.逆から考える癖をつける

ある人から皮肉を言われた、と感じたとしても、
その人は実は自分を鼓舞するために言っていた、ということもあります。
物事は考え方で見え方が変わリます。
悪い風に考えてしまうのは脳の癖。
よいほうに考える癖をつけて。
6.整理整頓をする

使う頻度が高いもの、そうでないものをわけるなど、
整理整頓は、意味づけや判断力が必要な作業。
理解系脳番地が活性化されます。
一度にすべてを片付けようとせず、できるところだけと決めてやるのもいいでしよう。
7.誘いにはのってみる

友人、知人からお出かけの誘い。
面倒だと感じるのは、そこに費やす労力を考えているはずです。
実は脳には怠け癖があります。
そのままにしていると脳の使わない部分が増えるだけ。
誘いにのって脳を成長させましよう。
8.時間を先取りする。

時間の使い方が下手な人は、時間が空いたらやろう、と思いがち。
やりたいことを優先して時間を作りましょう。
スケジュールを調整し休暇をとるなど、
時間をコントロールしている実感が、自己肯定感につながります。
さいごに
「これはすべてやる必要はありません。無理をせす、できるものだけをとり入れてみてください」
「健康な脳は生涯成長を続けます。
自己肯定感とは、脳をもっと使いたい、もっと成長したいと脳が思うような状態です。
競争社会の中で生きていると、自分に厳しくなってしまいますが、もっと自分を可愛がるべきです。
その練習をぜひしてください。
それは、自分だけでなく、大切な人の幸せにもつながっていくはすです」
自己否定は、生まれ持ったものではなく、「変えることができる脳の癖」です。
今日からできる小さな一歩を積み重ねて、
少しずつ脳の新しい回路を作り、自己肯定感を育んでいきましょう!
あなたは、あなた自身の最大の味方です!

もっと詳しく知りたい方は、先生のご本をぜひ!
加藤プラチナクリニック
院長 加藤俊徳先生
医学博士、昭和医科大学客員教授。
米国ミネソタ大学放射線科研究センター、慶應義塾大学、東京大学などでの研究生活を経て2006年、株式会社脳の学校設立。13年、加藤プラチナクリニック開業。独自開発した加藤式MRI脳画像診断法を用い、子どもから高齢者まで1万人以上を診断。『1万人の脳を見た名医が教えるすごい左利き「選ばれた才能」を120%活かす方法」(ダイヤモンド社)、『脳の名医が教えるすごい自己肯定感」(クロスメディア・バブリッシング)など、著書多数。






